てぃーふるの未来

主に鉄道の話題を中心に(と言いながら,実は「めん」の方が投稿数が多いかもしれませんが・・・) 皆様に楽しい話題をお送りするべく,がんばっています。 インターネットで,鉄道に限らず,同じ趣味を持つ皆様との「仲間の輪」を広げていければ一番いいと思っています。 コメント大歓迎です。たくさんの方の訪問を心からお待ちしております。

最近『鉄』よりもグルメブログになってしまっていますが、どしどし投稿していきますので、御愛顧の程よろしくお願い致しま~す。

2014年09月

飯田線秘境駅訪問記,今回は『為栗』です.
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『為栗』と書いて『してぐり』,漢字が簡単な難読駅だと思います.
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おとなりの,阿南町への玄関駅で特急停車駅でもある『温田(ぬくた)』ともども,
印象に残る駅名ですよね.
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駅の表札でもある鳥居は,この待合室の向こう側です.

駅の全景としては飯田線おなじみのタイプですね.振り返りますと・・・
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ホームと出入口だけ,駅舎はありません.

ただし,小和田や田本と違って,駅周辺はそこそこ開けておりまして,
ご近所にも民家があるなど,身近に人の生活があります.
地元の方にお会いした際には,御挨拶をお忘れなく・・・

駅から通じる道は,豊橋寄り側からのアプローチとなります.
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駅のホームより豊橋寄り,このように線路と道路の間に何もありませんので,
飯田線では珍しく,電車の編成引きが撮影できそうな感じです.

そしてこの為栗でなんといっても見どころなのは・・・
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天竜川の静かなたたずまい,流れがぐにゃりと曲がったこの地点から
南側あたりが,通称『信濃恋し』と呼ばれている名所です.
平岡ダムにも近いことから,湖もより深みのある感じですね.

為栗駅で絶対に外せないポイントがコチラ
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天竜川に架かる吊り橋,『天竜橋』です.
為栗駅に通じる唯一の道路でもあり,やはりココが秘境駅と言われる所以かと.

この日,例によって当駅に降り立ったのはワタクシひとり,
だ~れもいない間満載の為栗編,その2に続きま~す...

と,いうことで,その3からの続きです.

竜田橋から分かれ道の地点まで戻ってきました.
(田本駅から徒歩2分地点)
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当然,これから目指すは左側の坂道を『田本駅前通り』を最寄りの集落まで,
ということになるわけなんですが・・・・・

写真だと,あんまし高低差分からないと思いますが,
これが実はかなりの坂道なんですよね.
(田本駅から徒歩7分地点)
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道路(歩道?通路?)は,一応人が歩く幅程度には舗装,というか
アスファルト?コンクリート?が打ってあります.
でも,御覧の通り,その上には落ち葉が堆積していますし,
ここのところの豪雨の影響でしょうか,木が倒れているところもしばしば...

でもって,かなりの勾配なのですが・・・
(田本駅から徒歩12分地点)
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歩けど歩けど,ちっとも先が見えてこないんですよ.
周りはうっそうと草木が生い茂っており,一方前を見ても何かが見えてくる
様子もなく,このままたどり着く先があるのかしらという錯覚に・・・
ちなみに,御覧の通り鉄板で組まれた簡易橋状の通路区間もあります.
(田本駅から徒歩12分地点)
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上方の崖から転げ落ちてきたと思われる,岩石もゴーロゴロしております.
もはや『駅前通り』というよりは,登山道状態ですね.
この険しさですが,『小和田駅前通り』よりも険しいと感じました.
何よりも,自分の体力消費がハンパじゃございません.
汗をふたふたかきながら,とにかく前を目指すのですが,な~かなか先が見えない.
つづら登りになっている区間もあって,なかなかタイヘンです...

もうヒーヒー状態になって・・・
(田本駅から徒歩17分地点)
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うわぁ,やっと上が見えた!な~んてな感じで,先が見えたときの感動?

(田本駅から徒歩18分地点)
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カメラで撮影した時間なので,リアルタイムなんでしょうけれど,
一応18分で到着したってなってますが,実際にはそれ以上の苦闘を体感したような
そんな感覚で,ようやく『田本駅入り口』に到着です.
こんな看板しか立っていません.もちろんココからクルマも自転車も不可.
不可も何も,こんな細い山道を下った先にJRの駅なんかあるのか?
という疑問を感じてしまうことでしょう.あくまでこちら側から行った場合ですが.
ワタクシ頑張って登った感じなので,18分でしたけれど,
実用上は駅ホームから20分,いや25分見ておかないと,ダメだと思いますね.

上越線の新清水トンネル内にある『土合駅』は,確か改札から10分要すると
なっていますが,ココ田本駅は『駅入り口から25分』ですよ.
そう考えると,こっちの方が遙かにすんごい環境なのでは?と思いますが...

ちなみに駅入り口には・・・
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自動販売機もあります.早速給水・・・

ちなみに写真に写っているこの道,これまた県道(険道か?)マニアでは
超有名な,長野県道・愛知県道・静岡県道1号飯田富山佐久間線です.
飯田線との並行道路になりますが,この付近ですとまあまあの道路ですけれど,
場所によっては結構キビシイ区間も多い有名な県道ですよね.
ホントはヘキサの撮影したかったんですが,そんなの探す余裕もないほど疲労・・・

それもそのはずですよ・・・・・だって・・・・・
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さきほど竜田橋で見たときに「高いな~」な~んて思っていた道路橋,
この地点よりも低い場所にあります.
つま~り,竜田橋から見て高~いと思っていた地点よりも
さらに高い地点にこの田本駅入り口はあるということなんですね.
恐るべし,飯田線秘境駅の奥深さよ・・・・・

ちなみに,泰阜小中学校最寄り駅がココ田本なんですが,
地元の通学でも利用されているのでしょうか.
だとすると,さぞかし足腰丈夫になる通学ルートですよね.....

そんでもって,ココまで来ることが出来た~と喜んでいるばかりじゃダメでしょ,
だって,次の電車に乗って移動しなきゃいけないわけですから・・・・・
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こんなに高い場所まで登らなければならなかったと,知らずに来てしまった自分,
準備運動もせずに登ってきたおかげで,ヒーヒーの状態の中,
今度は転げ落ちるように駅へ向かって下っていくということに・・・

足が笑った状態で下りを歩くのは,これまた足にこたえますよね~

と,いうことで,今回の訪問記,素直な感想を述べるとすれば・・・

『飯田線の秘境駅は小和田のみならず,田本も行かねば片参り』
(元善光寺になぞらえてみました(^_^;)
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なお,ココ田本にも待合室にJRさん設置の『思い出ノート』があります.
もちろん,ちゃんと記録に残して,楽しく拝見させていただきながら,
この電車を待っていました.
と,いうことで,長くなりましたが,ご静聴ありがとうございましたm(_ _)m

飯田線秘境駅訪問記 次は「為栗」です
飯田線秘境駅訪問記 目次へはコチラ

田本編その2に引き続きまして、
今回は田本駅から最寄りの天竜川にかかる吊り橋『竜田橋』の様子です.
(田本駅から徒歩10分地点)
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駅からの所要時間については,かなり余裕を見ているつもりです.

この日,田本に降りたのはワタクシひとり,そしてこの後,次の電車に乗るまで
田本駅前からずっと散策中も,ワタクシひとりぼっち,だ~れもいません.

この竜田橋を渡った先は,天竜川を境界とする隣町,阿南町です.
さて,渡ってみましょうかね.....
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こんな感じ,造りはしっかりしていると思いますが,
そこは吊り橋,意外と揺れます.不慣れなので結構怖いと言えば怖いです...

でもね,橋の真ん中で立ち止まって,左右を見てみると・・・・・
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天竜川の静かで雄大な流れを満喫できるんですね~www
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昔から暴れ川と言われる天竜川ですが,ダム湖が続く飯田線の秘境駅区間では,
とても静かなたたずまいです.
ひとりぼっちで竜田橋に立っていると,吸い込まれてしまいそうな感覚でした.
この雰囲気は,実際に現地に降り立ってみないと分からないもので,
何とも言えない,独特のモノを体感できたような気がします...
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橋を渡りきった反対側のたもとです.
御覧の通り,こちら側は鉄柵で車両の進入をバリケードしています.
この地点で振り返ると・・・
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御覧のとおり,ここまではクルマで来ることが出来る道路が通じています.

ちなみに,阿南町側ですが,この道路を歩いていけば,
田本駅の1つ豊橋寄りの温田駅へハイキングすることが可能なようです.
それから,阿南町内は飯田線は走っていませんが,
阿南町へのアクセスには隣の泰阜村を走る飯田線各駅を利用します.
天竜川沿いの各駅に吊り橋がかかっているのは,
川を挟んだ両岸間での往来が必要不可欠,だから必然的にあるものなのです.

ただ,この竜田橋ですが,色々調べてみると,『通行できない』という情報も
出てきているようですが・・・
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阿南町側の橋のたもとには,こんな看板があります.
つまり,修繕したということですね.
少なくとも2014年夏,ワタクシはごく普通に通行することが出来ました.
田本駅の最大の魅力は,この竜田橋だと思いますので,
駅からそれほど遠くないので,下車した方は是非とも散策をオススメします.
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阿南町側の竜田橋の上から,泰阜村側を見た様子デス.
よーく見ると,右手側前方の,かな~り高いところに道路橋や集落が見えます.
随分高いところに生活圏があるんだなぁと分かります.

へぇ~.高いよね~.こんなところでも,天竜川の雄大さを体感できます.

ですが,この後,ワタクシ,『見て体感』どころの話ではなくなるんです(^_^;)
その4に続きます.....

週末から飛び石で休みっていうのは,計画的に予定をしないと,
意外とウダウダしながら1日が過ぎてしまうものですよね~.
今日も,結局お昼にお出かけしただけという,ダラダラな1日すごしてます.
もっとも,お休みをいただけるだけ,ありがたいことなんですけれどね.

と,いうことで,近所の定番となればココしかないでしょう.
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いなやのみそきしですね.相変わらず大変おいしいこゆーいみそ味...
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いなやで注目する点は,やはりこのきしめんのメンですね.
とにかく薄い!うす~さを狙っていて,この食感はいなやのきしめんならでは.
逆にもちっとしたガッツリ系をいただくのであれば,『ジャンボ』ですね.
うどんにすると,これまた独特のモチモチ感を楽しむことが出来ます.

そして,定番の注文と言えば・・・
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ざる中華,食べ過ぎ?になってしまっても,思わず注文してしまいます.

こちらのざる中華ですが,ココでもやはり・・・
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やはりこのメンに注目,中華麺の食感もこれまた最高です.

お持ち帰りでも生中華麺から焼きそば玉まで,色々そろっています.
どのメンをいただいても,食感を楽しめる,これがまたいなやの醍醐味なのです.

あ~おいしかった~www ごちそうさまでした~m(_ _)m

今回は,田本駅前通りを竜田橋まで進みます.
(な~んか,『世界の車窓から』みたいですね~www
田本駅,その1からの続きです.

田本駅前通りの階段を上がりきって,トンネルの真上から駅を見た様子,
こうやって木々越しに見ると,ますますもって秘境駅っぽい感じですよね.
言うまでもなく,この駅もクルマや自転車での到達は当然不可能・・・
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で,この地点からほどなくですが・・・

(田本駅から徒歩2分地点)
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道が早くも二手に分かれます.って,写真でお分かりいただけますかね?
左側の坂を登っていくほうと,右側のまっすぐ平地を向かう方です.

ただ,小和田駅前通りとちょっと違うなぁと感じるのが・・・
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ささやかながらですが,案内標識が設置されています.
左が泰阜村内の,田本の隣の駅,温田へ向かう道,
一方右は竜田橋を経由して,泰阜村の隣町,阿南町へ向かう道です.

ウォーキングコースな~んて書いてありますが,
この近辺,ハイキングイベントなんかも結構開催されてるみたいですよ.

では,まず竜田橋を目指してみましょうかね...
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飯田線内でも,長野県の天竜峡に近い側については,
駅前通りもそこそこハイキングコースとして歩くことを意識した
整備状態になっています.
ここら辺は,秘境駅グループでも唯一静岡県(浜松市天竜区)側にある
小和田とは違うんでしょうかねぇ.
もっとも谷の深さや地形の違いもありますから,単純比較はできませんが...

(田本駅から徒歩4分地点)
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ちょうど田本駅~竜田橋の中間地点ということですね.

もう少し歩きますと・・・
(田本駅から徒歩8分地点)
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実は,竜田橋の手前に,もう1箇所吊り橋があります.
飯田線沿線は,吊り橋だらけなんですよね.
今回の訪問で,かつてないほどたくさんの吊り橋を渡りました.
で,しっかりした造りなので大丈夫だとは思うんですが,結構揺れるんですよ

この吊り橋から天竜川を眺めると・・・
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ちょっと分かりにくいかもしれませんが,下流側の少し高い地点に,
竜田橋を見ることができます.

そんでもって,この吊り橋から山側を見ると・・・
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やはり見上げる地点に,ほんのちょこっとですが,飯田線が走っています.
なかなか駅前通りを歩いていて,飯田線の線路が見える場所ってないものです.
走っている様子を見るとなれば,電車を2本落とさないといけないので,
なかなか降り鉄旅行では難しいですよね~.

と,いうことで,次回(その3)は竜田橋の様子です(^_^)v

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