新しいねぐらで、『ドコモ光』を導入して、
電話は『ドコモひかり電話』にしてみました。
要するに、フレッツ光のひかり電話と同じですよね。。。

で、ホームゲートウェイのRT-500MIのアナログポートまで、
直接ファックス用のアナログ配線することが部屋のレイアウト上、
相当面倒だったので、以前から考えていた、こんな構成にしてみたんです。
ブログ機器構成
ホームゲートウェイには無線LANのアクセスポイントを設置
もちろんコレ専用ではなく、このブログの投稿等々に使っているパソコンやら、
スマホは普通に接続して使っています。

ワイヤレスコンバーター受けで
アナログ電話アダプターGrandstreamHT802を接続、
アナログポートにファックスを接続ということでございます。

Grandstreamの機械は、HT802に限らず、かなり細かい設定項目がありますけれど、
ひかり電話に収容するならば、
内線番号3~7の通常端末のどれかを選んで
HT802のFXS PORT1または2のどちらかを選んで

ホームゲートウェイのIPアドレス=Primary SIP Server
ひかり電話の内線番号=SIP User ID
ひかり電話のユーザーID=Authenticate ID
ひかり電話のパスワード=Authenticate Password

を設定すればいい、な~んてな感じで、ネットで検索しても書かれていますよねぇ。。。

設定してみたら、どういうわけか

外から着信するのに、外へ発信できない

(発信するとビジートーン返し)
という、まことに持って困ったちゃんの状態になってしまったのです。

よりによって、無線LANを経由している上に、
実は今回用に購入した機械ではなく、
以前からバラバラに買い集めていたものをくみ上げてしまっており、
何が原因なのか分からないまま、あたふたすることになってしまいました。。。orz orz orz
久しぶりなので、切り分け作業も下手くそで、ファームをアップデートしてみたり、
無駄な悪あがきが相当時間続いて、だんだん諦めモードになってきちゃったんですよね。。。

で、こーゆーときには最初から
ホームゲートウェイRT-500MIの「通話ログ」を見れば良かったんですよ。
こうなっていました。。。
NTTログ

『フォールバック応答(488)」で自切断
つまり、HT802の方から発信を切ってしまっている状態だということでして・・・

ネットで調べてみると、なかなかストレートに原因が掲載されているところが
なかったのですが、驚くかな、アマゾンのGrandstream DP720の商品レビューに
ヒントが掲載されていたんですよ。
そのままリンクするのは許可がいると思いますので、
それはやめておきますが、このレビュー掲載していただいた方に感謝感激です。

そのレビューには、『DTMFをin-Audioに設定』という記載がありました。
この一言がとても重要でございまして、早速HT802もコチラをこのように変更。。。
ちなみにこの設定、FXS PORTのかなり下の方にあります。
HT802設定箇所説明

この設定ですが、Priority1から3まで全部変更しないと、ダメでした。
が、この設定を実施してしまえば、フツーに使えるようになりました。

久しぶりに、昔やっていた電話の仕事での苦労を思い出す出来事でしたが、
自分で機械を選んで構成した場合は、やはり自己責任ですよね。

なお、あくまでワタクシはこうだったというものを示しているだけですので、
本当はもっと正しい設定方法があるのかもしれません。
あくまで経験談の説明ということで、ご理解くださいませm(_ _)m